UK用ぶろぐ
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
早くも今週も終わりですね。
今日は今関わっている一応国際規模のイベントの前日説明会?予行演習??みたいなものに行ってきました。
明日から4日間コミットして、来週の木曜に日本に帰ります。何もトラブルがなければ、金曜に日本に着きます。
部屋の要らない物はおおかた友達やら後輩にあげた(押し付けた)し、荷物は送ったし、スーツケースもあと30分あれば完全に詰められるし、いよいよだなって感じです。
ものがありすぎた部屋も今は大方処分したため、ガランとしてちょっと淋しい感じです。
部屋の温度が心持ち低い気がする。
今日ロンドン・アイに乗りましたが、1年間住んだ町が灯りと闇の中に見るのは何か感慨深いものがありました。
「あぁ、終わりだな。」
そんな感じ。
(from London eye)
明日から時間なさそうなので、ちょっと早いけど留学の1年振り返りを。
(from London eye)
明日から時間なさそうなので、ちょっと早いけど留学の1年振り返りを。
この日記がこの国で書く最後の日記になるかも知れないので、若干長めに。
最後までお付き合い頂ければ幸いです。
<発見と反省点>
まず、「嫌いなものから食べる」の心理で反省から笑
留学の前年度(2007年度)は自分の今までの人生の中でも、最もストイックで、最も成長し考えた年だったと思う。
正直な所、それに比べると留学期間は自身のストイックさにも、成長性にも多かれ少なかれ不満が残る1年だった。
何がその違いを作ったかと言えば、いつも傍らに自分を理解している人間と、大切な人と、必要としてくれる人達、そして支えてくれる家族という存在の有無だったと思う。
別に今年こっちで全く良い出会いがなかったというワケでは決してないです笑
必要とされなかったワケでも、友達ができなかったワケでもありません笑
悪しからず笑
いや、むしろ出会いは沢山あったんだよ、ホントに。
曖昧な人間関係の中にも、何か心地の良いものを見つけられたから。
ただ、客観的に見ても昨年度はとてもとても、あり得ない程恵まれていたため、今年は正直、独りでの戦いでもあったなぁと思います。勿論、友達には支えてもらった部分はあったと思います。
ただ、何かあっても相談する人が距離的にも物理的にも心理的にも存在しなかったし。まぁ元々誰かに何かを相談するタイプではないのですが笑
割と頑固だからサ。
ただ捌け口がなかったのかなーと思います。
だから一時期、てか結構長い間心のバランスがどっかで微妙に崩れていたし、しっくりいかない事が多かった。
ちょっと疲れちゃったかな笑
自分はあんまり人に溶け込むのが下手な方ではないと思っていたけど、適応が完全には上手くいかなかったし、良くも悪くも自分は日本人、そして中央大学の総合政策学部で3年間を過ごしているんだなーと思うこともしばしばあったし、今もそう思っています。なんていうか、ドグマに陥ってた、狭い世界で生きていた感じ。
いつの間にか居心地の良い井の中で蛙になっていた自分は自分の中の傲慢さと、良く分からないコンプレックスと、優越意識と視野の狭さを最後まで修正しきれなかったなと。
別にこれは後悔ではなく、発見であり反省。
生活のフィールドが違う人が沢山いました、ここには。
日本にいては出会えなかった彼ら彼女らに出会えた事は良かった。振り返ってみれば、前より一歩、自分の立ち位置みたいなものを知ることができたと思う。
いつでも、こういう発見と反省から学ぶべきことは多いから、めもめも。
<セカイの拡大>
反省点を置いて、他の面を見渡せば、完全なモラトリアムでした笑
びば・モラトリアム。ありがとう、ぱぱままですね笑
代償は親への借金350万円也と就職活動への乗り遅れですが・・・orz
閑話休題
モラトリアムの間で確実に自分の見識・見分という意味でのセカイは広がったと思います。
【旅行】
旅行という点でみれば、イギリス以外ではフランス(パリ、リヨン、南仏)、スペイン(バルセロナ)、フィンランド、スウェーデン、モロッコに行ったし、イギリスだけで見ても、東西南北、同期の子の誰よりもイギリス中を歩き回りました。多分、日本人の中でもイギリスで回った都市・地域だけで言えばトップクラスだと思っています笑
色々な場所に行きましたが、印象的だったのは最初の旅だった英国ランズ・エンド、クリスマスに行ったサハラ砂漠、そして夏休みのナロー・ボートの旅。あーあとフィンランドで車に轢かれかけたとか笑
特にナロー・ボートでオックスフォードからテムズ川を4~5日間男4人で旅したのは、メッチャ良い思い出です。
まぁよく考えてみると、一生ものの思いでばっか笑
【人との出会い】
人という面で見ても、ホントに多種多様な人に出会ったと思います。肌の色が違うのは勿論、英語以外の言語もバンバン聞いたし、宗教の違いも感じたし、考え方、人への接し方、生き方、文化のありよう・・・云々かんぬん。
どんだけ多種多様なのさって感じでした。
また、外国人(という言い方が正しいかは疑問ですが)だけでなく、プログラム同期の日本人やこっちで出会った日本人も、あんまり日本では会った事もないキャラクターな人が多く、なんだか苦笑いの連続だったと思います。「はは笑」みたいな。自分も日本では「変わってる」って言われる事がしばしばありましたが、そんなの比じゃなかったからサ笑。濃いメンツに囲まれていたと思います。最後の最後まで濃過ぎてびっくりでした。
決して悪い意味(ところどころ悪いけど)ではないので、悪しからず笑
上でも書いたけど、日本での生活フィールドが違う人が多かった。今まで自分が全く興味持ってなかった分野で頑張っている人たちに沢山出会いました。こっちに来たからこそ出会えたという事実に再度感謝です。
なんていうか、怖いものみたさではありませんが、今後どんなキャラ強い人に出会ってもあんま驚かないような気がしてなりません。
これもある意味成長だと・・・言えるのか?笑
【インターン】
これもまた、見聞を広めてくれたと思います。
JETROでやった5か月間のインターンで特に「このスキルが身に付いた」とかはありません。というか、良い意味でそういうインターン(非常にプログラムされた日本のインターンみたいなやつ)ではなかったので。
直属の上司も、職場の方も人間的にできた方が多く、見習うべき所が沢山ありました。
また上司の計らいで話を聞けた商社マンやメーカーの方、その他日本企業、現地企業、その他もろもろの社会人の皆さんとの出会いは、良い意味で、時に反面教師的に(笑)自分の中に落とし込める考え方・思想・生き方をもたらしてくれました。
仕事の内容は今までの経験の中でやったことがあるものの使用言語が日本語から多少英語に変更する場所がある位で、そんなにすごい発見があったわけではありません。
しかし、実際に社会に近い場所で働くことは未来を具体的にイメージするという点でとても有意義でした。
政府系機関という事で、ビジネスの面だけでなく、省庁というガバメントと関わっている話を聞けた事も貴重な体験だったし、そもそも日本のねじれ国会のせいでなかなか予算が降りてこなくて、「まぢ、中川と小泉しね」と思った事など、良くも悪くも人生で初めて政府の影響力みたいなものを感じました笑
JETRO発行の情報誌の原稿を書かせてもらったり、欧州最大規模の食品見本市の日本パビリオンの運営を手伝わせてもらったり(この集大成は明日以降ですが)、出版社やら広告会社やらに連絡して雑誌に広告や記事を掲載してもらったり。。。リヨンへの日帰り出張を含め、色々な所にも連れて行ってもらったし、本当に充実したインターンだったと。
社会人であることとインターンであることの違いの中で、なんとなくジレンマを感じる事もありました(責任の所在の薄さとか)が、それを考えても貴重な経験だったしJETROインターン受け入れまで手伝ってくれた前チューター、それにJETROの職員の皆様には感謝しています。
お別れカードを頂いた時と、皆の席に回ってお菓子を配っている時、若干ウルってきました。
他にも色々あったと思うけど、思いだせるだけで3点ほど、広がったセカイをつらつら述べて見ました。
<英語>
英語は・・・・どうでしょう笑
明らかに伸びたとは思います。というか、伸びました笑
いちお喋れるようになりました。まだまだだけど。
TOEICのスコア的には多少不満があるけど、それでも実際に「話す」事ができるようになったのは大きいかなと思います。TOEICにしても、今週受けたら前回と問題が全く、一字一句一音違わず一緒だったので、結構いい点数取れているかも知れません笑
いずれにせよ、一人で海外に来るのが初めてだった事や英語を実際使う機会がこっちに来るまで全然なかったことを考えれば、話せるようになった事もTOEICでまずまずの点数を取ることも、必然の結果なんだよね笑
どんだけ頑張ったってネイティブにはなれないし、むしろなる必要はないし、根本的に理解しあうことは難しいけど、ここで一歩を踏み出した英語が上達することはあっても錆付かないように、日本帰ってからも勉強しなきゃなと思います。
<総論>
一年間というのは何かを失って、何かを得るには十分すぎる長さだったと。
得たものの中には今後の人生で役に立ちそうなものがいっぱいあるし、失ったものの中には、かけがいのないものもありました。
「人生は生きる限り、迷うものだ。」
と、どっかの誰かが仰った通り、今年は迷いだらけでした。失敗の連続だったとも思います。
そして今後も多分迷い続けて失敗も沢山するだろうけど、だからこそ人生面白いし成長もできるのかも知れません。
なんだかそんな当たり前の結論に、一年間回りまわって収まったと思う笑
迷いだらけだったのも他者に対して許せない事が多かったのは、自分の弱さ。そしてもう一つ気づいたのは自分の理想の対象となる存在の不在。もう22歳なんだから上から引っ張られるんではなく、下を引っ張る年とか言われるかも知れませんが、それでも自分のチューター・メンターになる人の存在は重要だと思う。留学初期の頃は別にどうってこと無かったけど、10月頃からはどうしようもないほど影響していたかなと思う。
この点に関してはジェトロの職員さんの中にそういう人を見つけられた事は幸いでした。暫くは会えないと思いますが、連絡を取り続けてもらえるよう努力しようと思っています。
夢のようだった留学生活の想い出と、反省と、そして得たものを糧に、日本での生活を充実させていくのが今年度の目標というか、義務。
最後に、一年間という時間は今まで出会った友達を順繰り思い出すには十分な時間の長さでした。みんなにはとても感謝しているし、時々メールしてくれた方には特に最上級に「ありがとう」を言いたいです。
「応援してないし。」と言う人もいると思うけど笑、それでも時々顔を思い出しては勝手に「どうしているのかなー」と想像を巡らしていました笑
帰ったら会いたい人が沢山いることは、とても幸せなことだなと。
なので、最後に「ありがとう。」
沢山の人にあって話したいです。
就活生ではあるのですが笑
<ご愛読ありがとうございました>
このブログも長々と続けてきましたが、更新もあるとしてもあと帰国前に1~2度あるかないかくらいだと思います。
このブログは一応、
・想い出づくり
・記憶の裏打ち
・状況報告
・文章力の向上
を目的にしていました。
最初の2つは達成できたかなー。
しかしながら、
今読み返してみてみると、面白くない記事も結構あるし、自分の感情がブレブレの日記もわりとある笑
展開とか構成が無茶苦茶なのもいっぱい。
それなのに読んでくれた皆様には感謝しております。
特にコメントくれた方、ありがとうございました。地味に嬉しかったです笑
日本帰ったらこのブログはmixiのリンクからは外します。特に削除したりはせず想い出用にとっておこうかと。
今後はmixiは事務連絡とかに活用して、日記みたいなものは他のブログで書いていこうかなと。ブログはそのうちどっかにリンク貼っておきますので、お暇な時にでも読んでください。
それでは!
長々とありがとうございました。
次は帰国前報告とかでしょうか。
いや、帰国報告か??
なんにせよ、すぐに日本だ!!
PR
この記事にコメントする
無題
一年間おつかれ n ありがと。
確かにユウスケはよく「はは笑」て言ってたね笑。
まー色々言いたい放題言いましたが、僕はユウスケに会えてよかったですよ。
お世話にもまりましたしね。。
後少しの間ですが、ロンドンの生活を楽しんでください。
日本は平和です。
確かにユウスケはよく「はは笑」て言ってたね笑。
まー色々言いたい放題言いましたが、僕はユウスケに会えてよかったですよ。
お世話にもまりましたしね。。
後少しの間ですが、ロンドンの生活を楽しんでください。
日本は平和です。
無題
お疲れ様ー☆
いいですね。日本に帰れるなんて・・・
まじで風邪あげようか?餞別に・・・笑
人との出会いって面白かった笑
きっと私はしーさんにとって濃い人だったのでは・・・汗
おんなじ日本人でも人種違う人いっぱいいるよねー笑 個人的にはイギリスに留学する日本人とアメリカに留学する日本人はちょっと温度が違うかなって思ったよー。
でも、留学っていろんな意味で自分を一回りふた周り大きくしてくれるよね。
本当にお疲れ様♪
いいですね。日本に帰れるなんて・・・
まじで風邪あげようか?餞別に・・・笑
人との出会いって面白かった笑
きっと私はしーさんにとって濃い人だったのでは・・・汗
おんなじ日本人でも人種違う人いっぱいいるよねー笑 個人的にはイギリスに留学する日本人とアメリカに留学する日本人はちょっと温度が違うかなって思ったよー。
でも、留学っていろんな意味で自分を一回りふた周り大きくしてくれるよね。
本当にお疲れ様♪